Blog｜筆工房琉球大発見 - 琉球アダンの筆沖縄

美術館へ

沖縄は、最近雨続きです。
仕事もはかどらないので久しぶりに
県立美術館へ行ってきました。
欧州印象派の展示会でした。ある絵画の前で
必ずやる人がいるんだようね！風邪でもないの。
それは、「ゴッホ」の絵の前で。

今日は、ほうきのようにとても長い穂先の
紹介です。
穂先はとても長いのですが、使い勝手のある筆です。
１本の筆を、ひもで縛ることで、自由に好きな長さに
変えて書くことができます。短く使うときは、軸を支える
竹などを添えて使います。書き方自由です。

沖縄は、雷雨が続き、今日は久しぶりに明るい朝を迎えたので
ウオーキングに出ました。すると西側の空に日が差しキノコ雲のような
びっくりするような雲が出ていました。
考えてみれば、今日は長崎に原爆投下された日でした。
本当に不思議でした。広島、長崎、沖縄から平和の未来を
創り出さなければと思います。

実の筆の新作を紹介します。
とてもユニークな筆で,軸もアダンの繊維で編み上げ
持ちやすくなっています。
穂先は実の筆といっても大変シャープなものです。
細字にも対応できます。

今日は、以前に作った指筆を紹介します。
沖縄の草玩具の「ハブ」（指を入れると抜けなくなる）を
アダンの実の筆を取り付けました。
指先で文字や絵が描ける楽しみを味わっていただきたく
遊び心で作りました。